- 日程
- 未定
- 会場
- 東京工業大学 大岡山キャンパス
One-Day School ~超スマート社会教育研究フィールド~
東京工業大学超スマート社会卓越教育院が構築した4つの教育研究フィールドを体験しながら学ぶ1日コースのプログラム
※新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発出されていることから、開催時期は未定です。
東京工業大学超スマート社会卓越教育院では、4つの教育研究フィールドを構築し、超スマート社会推進に向けた取組を加速しています。
One-Day Schoolでは、試乗や機器の操作等を通じて、最新の研究成果を体感するとともに、最新研究についてのレクチャーを受講できる1日コースのプログラムです。
<スマートモビリティ>
【実施概要】
自動運転用オープンソースソフトウェアであるAutowareを搭載した電気自動車、最先端ワイヤレスシステム、ならびに車載カメラやLiDARなどのセンサ設備などによる自動運転システムや様々なセンサ情報を集約したモビリティサービスの研究開発の状況についてレクチャーします。
【レクチャー内容】
①講義「自動運転の歴史・構成要素」
②講義「自動運転の要素技術」
③講義「最先端ワイヤレスシステム5G、60GHz/28GHzミリ波無線」
④試乗・操作体験「自動運転用オープンソースソフトウェアであるAutowareを搭載した電気自動車」
紹介動画:スマートモビリティ教育研究フィールド
<スマートロボティクス>
【実施概要】
前半はロボット開発用ミドルウェアとしてデファクトスタンダードになりつつあるRobot Operating System(ROS)の使い方について、演習を中心とした講義を提供します。
後半は、農業、インフラ点検、海洋資源探査など多岐にわたる環境モニタリング問題のソリューションを与える、マルチロボットシステムの分散被覆制御技術について講述します。
つぎに、前半の演習で構築したパッケージをもとに、ROS上で分散被覆制御をシミュレートします。
最後に、Robot Zoo Skyにおいてマルチドローンを用いた最先端の環境モニタリング技術の実験デモを紹介します。
【レクチャー内容】
・ROS講習:基礎編
・ROS講習:基礎演習(フィードバック制御)
・座 学:マルチロボットの分散被覆制御
・ROS講習:発展演習(分散被覆制御)
・実験デモ:マルチドローンの環境モニタリング制御
紹介動画:スマートロボティクス教育研究フィールド
紹介動画:スマートロボティクス(スカイ、アクア)教育研究フィールド
紹介動画:スマートロボティクス(ランド、マニュファクチャリング)教育研究フィールド
<人工知能>
【実施概要】
人工知能技術は、情報分野だけでなく、工学一般、さらには社会科学分野でも利用されるようになり、超スマート社会を実現する最重要技術の一つと考えられている。このSchoolでは、単に座学だけではなく、東工大のスーパーコンピュータ『TSUBAME』を活用して、機械学習のための大容量のデータセットのアップロード等、機械学習ツールを実際に使用して、技術を学修します。
【プログラム内容(仮)】
①『講義(ニューラルネットワーク①)』
②『講義(ニューラルネットワーク②)』
③『スーパーコンピュータ「TSUBAME」の見学』
④『演習(Google Colaboratory)』
⑤『演習(TSUBAME Supercomputer)』
紹介動画:人工知能教育研究フィールド
<量子科学>
【実施概要】
量子コンピューティングと量子センサーに関わる基盤的な教育研究環境を紹介するとともに、「極低温における半導体量子ビットデバイスの測定、測定系の構築」及び「高感度な超伝導量子磁束干渉計に向けた高分解能測定可能な制御系の構築」について、実機体験を含めて、高周波技術・精密測定技術・極低温技術・真空技術などをレクチャーします。
【レクチャー内容】
①量子コンピューティングA 「スピン量子ビットの測定系と制御系」
②量子コンピューティングB 「極低温における量子ビットデバイスの測定」
③量子センサA 「SQUID開発:厚さが数原子層の高温超伝導体の作製」
④量子センサB 「SQUID開発:超伝導薄膜の原子構造および電子状態の高分解能測定」
紹介動画:量子コンピューティング教育研究フィールド
紹介動画:量子センサ教育研究フィールド